2006年4月4日火曜日

「THE通信制高校MOVIE」について

 松ユリ様、「THE通信制高校MOVIE」シナリオにたいしてコメントありがとうございます。コメント読んでいろいろ気づかないところ気づかせてもらっています。なにしろ行き当たりばったりのところが多いのでどうこうなるものでもないのですが、まず、そうなんですよね、バンドの音のこと。全然考えていなかったです。部のハードロックのバンドも一つだけあったのがつい先日解散したし(この冬、あるとても寒い日にドラムの横須賀の子は私に挨拶して学校を去っていった。退学だ。)悲しい現実の日々ですから、これから編成する、そう、生徒に頼んで編成してもらいましょう。過去に原因や根拠を求めるのが学問なら、これは反学問です。プロジェクトですから来るべき将来、明るい未来から力をもらってやるしかないのかも。電気がいいのですが、難しいかもしれません。でもベースギターとシナリオにはあるから、バンドの練習風景のシーンが必要です。何とかしなければいけないが、へたでいいですね。だって、勉というベーシストを欠いているというシナリオの設定ですから。



 たぶんBGMはアンプラグドになります。しかも著作権のことを考えて、オリジナルです。ますますハードルが高くなります。



 女神先生役はその通り!しかしまだ出演交渉さえしていません。生徒には私kjがプロデュースすると大見得を切ったてまえ、責任重大です。絶対M子さんです。実にそれ以外のキャスティングを考えていません。先日21日のメディアリテラシーの学校の反省会でM子さんとも話していて、いけそうだな、と思いました。直感を大事にしたいです。その場にいた大島さんもカメラ映りは申し分ないとセミプロからのお墨付きをもらっています。断られたら(実は心配)泣き落としをかける前に松ユリ様のお口添えをいただきとうございます。その節にはよろしく。



 「かもめ食堂」は私も昨日見てきました。小林聡美さんがいいですね。食堂のイメージと彼女がぴったりと合っていると映画の中でたしかフィンランドの女性が言ってたような。いいですね。私もしゃけ食って地球最後の日を迎えますわ。(そういえばおとといの晩が私が買ったしゃけだった)片桐さんもいいし、あの女弁護士さんのような方もいい味でした。「THE通信制高校MOVIE」では出演者を選べないので、その出演者のキャラなり、日頃の言動なりから引っ張ってきてシナリオを作ります。無理は出来ませんし、そうすると映画の出来も変になるだろうと思います。



 そうですよね。ディテール読まれてますね。でもシナリオ公開というのはそうゆうことです。こうしたらいいのにという点を指摘してください。生徒もきっとあーせいこーせい言うと思いますが。でもひとつだけ松ユリさんがきっと思い違いしていると思うので言うと、通信制の生徒さんは基本的にシャイです。特に男子生徒はフィンランド人のようだと考えていいです。だから激しいエネルギッシュな作品にはなりません。なにかじわっとした感じに仕上がると思います。そんなことです。作る過程がきっと面白いと思います。そこに心のよりどころのようなホームが学校に出来ればいいと思います。一人ひとりの心を繋ぎとめる絆ができればいいと思います。



 とかいって、映画出来なかったりして。通信制はそれが怖い!!(by kjこと中澤)



1 件のコメント:

  1. シナリオを公開したあとのことを書きます。
    部活の名称は結局「映画製作同好会」というベタなものにしました。「何とかファクトリー」と思ったのですが、とにかく「映画製作同好会」は一目瞭然ですからね、そして声に出しても何をやる部活かすぐ分かりますからこれに決めました。
    4月23日(日)クランクイン。私kj一人でカメラを回し、風景や背景などを撮りました。そしてその日のスクーリングの放課後に第1回の打ち合わせをおこないました。4,5人参加しました。とは言え演劇部員さんとアンサンブル部の部員さんそれに生徒会の役員さんという顔ぶれでした。皆さん掛け持ちしていくつかの部活に所属しています。
    カメラは演劇部で昨年買った4万円のビクターのデジタルムービーを借りました。三脚は私の息子のを用い、ミニDVテープは演劇部さんの買い置きしたものを使わせていただきました。キャスティングが決まらないところもありましたが、次回までに台本を読んでくることにしました。この会合とは別に先生や図書館の司書さん(女神先生役)にも出演依頼をして、快諾をいただきました。とりあえず準備は整ったのです。
    実は最大の悩みは皆が会える時間が非常に限られていることでした。次回はもう5月14日(日)です。したがって撮影は3日のみ。しかもどの日も放課後です。合計3時間ほどしかないわけで、てきぱきと撮影をしていかなければなりません。ですからクオリティーはこの際問わず、なんとかドラマとしての体裁を整えて完成をめざすことを目標としました。自主映画作りは結局失敗することが常識なので、完成できたら大成功だと考えて製作に励みました。そのかいがあって、昨日の5月14日の撮影で作品のほぼ60パーセントの撮影を完了しました。部員皆さんのモチヴェーションも高く順調でした。5時を過ぎてしまい、撮影を待ってもらい結局撮れなかったことが俳優さんに申し訳なかったです。
    それと「言い争いのシーン」(とても大事)のロケ地をグランドにしました。これは次週撮ります。雨が降ったら雨のなかでの撮影になるのかもしれません。(カメラを壊さないようにほどほどにしますが)さて今日さっそく途中までの仮編集をして、DVDに落としました。これを皆に見てもらってまたストーリーの検討をします。(まだ、欠落しているシーンがあるからだけでなく、ストーリーが今一分かりにくいのです)
    製作完成の締め切りはこの5月末日です。湘南映像祭の学校部門に出す予定です。なんとか間に合えばいいのですが。

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