2006年4月2日日曜日

研究所主催企画第13弾 

4月定例学習会のおしらせ



日時:4月21日(金)18:30~



場所:相模原市南新町児童館  (小田急線相模大野駅南口徒歩5分 目印は「アイ眼科」です。駅を背に直進。3つ目の信号「相模原9丁目」、「アイ眼科」の角を右に入った左側2件目です



参加費無料



「5-7-5の編集ルールで世界を切り取る」



レポーター:遠藤智子



多種多様な情報の渦の中に私たちは生きています。そして意識するとしないとに関わらず、その情報をなんらかのかたちに編集して受け取っています。さて、今回は、5-7-5という伝統的な”型”で、目前の「物」を編集してみましょう。「言葉で物を写す」ことは、写真や絵画の方法とどう違うのでしょうか? ”型”でできること、できないことは? ”型”は足かせなのでしょうか、はたまた無限の可能性を秘めた装置なのでしょうか? 参加者の皆さんとともに楽しみつつ考えたいと思います。 てぶらでおいで下さい。



1 件のコメント:

  1. 中澤です。4月の定例会が楽しみです。先日俳句集ありがとうございました。
     ~次の風その次の風芒原~ という島谷征良先生の句がイイですね。映像が目に浮かぶようで素敵です。ハイアングルで原っぱを撮るとこうゆうシーンにめぐりあえるのでしょうね。しかも芒に50代の男の人生がありますね。「その風」の「その」などと指示語を入れてしまうのも、それでいて普遍的な詩情が生まれているのもさすがです。で、遠藤さんのは、
     ~初雪や熱きふぐりを持て生まる~ ですね。思わず先日司書室でにっこりでしたよ。映画で以前、「勲章だ!勲章がついている!」とわが子の誕生の瞬間に叫ぶ親父のシーンがありましたが、(何の映画かもう覚えとらんです)それを想起しました。「熱き」が生命の誕生の喜びと命をつなげる生命体の神秘のようなものを感じさせますね。生と死、その人為を越えた峻厳な事実がぐっと伝わります。
     ~初恋の人の死を知る帰省かな~ 俳句におけて「事実と表現」はいかなるメカニズムになっているのか?4月21日が楽しみです。

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