2005年6月18日土曜日

ケータイを考える本

電子メディアのある「日常」―ケータイ・ネット・ゲームと生徒指導
酒井 朗 (編集), 千葉 勝吾 (編集), 伊藤 茂樹 (編集)
学事出版 ; ISBN: 4761910607 ; (2004/07)
¥2,100 (税込)



目次



序章 子ども・若者の電子メディア・ライフをどう見るか―新時代の生徒指導
第1章 中高生のケータイ利用と友人関係
第2章 メールで人間関係はどう変わる?―メル友とのつきあい方
第3章 ケータイ利用料金から見た高校生の日常
第4章 ケータイvs.学校
第5章 大学生のケータイ事情
第6章 ゲームを介した子どもの人間関係
第7章 テレビゲームをするのは「ひまなとき」
第8章 ウェブ日記で若者は自分をどう表現しているか?
第9章 ネット上の自己と普段の自己
終章 変容するメディア環境下における子ども・若者への指導と対応



「ケータイ・ネット・ゲームと生徒指導」というサブタイトルで一旦引くのですが、目次を見ていただいてわかっていただけるように、生徒指導はどうあるべきかなんていう部分はどうでもよくって、2004年現在の若者と電子メディアの関係性をさまざまな角度から切り取って見せてくれているという部分が面白い本です。
研究書というよりは啓蒙書ですが、「研究」になったらなったで面白くなくなる部分もあるんだよね~とこの本を紹介してくださったのは横国のO教授です。



1 件のコメント:

  1. 読んでみようと思います。
    ケータイを生徒指導にのせてしまうと、どーもおもしろくない。学校現場でそのようにする必要性はあると思います。でも、もっと別の視点があるのでは?メディアリテラシーもそうですが、情報化社会とか時代背景とか、何かもっと別の次元で考える必要があるんじゃないかなー?
    などとということを次回定例会で話題にしようと思っています。

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