「メディアリテラシーの学校:春期講習」3月21日(祝) 時間割
□1時間目 13:30~14:30
「認知心理学から『読書』を考える」
講師:村田夏子氏 和洋女子大学人文学部助教授
≪内容≫:認知という観点から読書を考えると―読んで理解する
とはどういうことか?/まんがを読むのは”簡単”か?/
書かれた情報を読み解くことについて―文字と絵の比較
など
□2時間目 14:40~15:40
「“visual literacy”を母語学習の系統性
から考える」
講師:奥泉香氏 学習院女子大学講師
≪内容≫:イギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州等の
母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方とは?/
またそれらに共通する系統性の方向とは?
など
□3時間目 15:50~16:50
討議:「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?
―広い意味での『読むこと』を手がかりに」
≪内容≫:まんがや絵本、映像などの視覚的メディアも含めた 広い
意味での読書とは?/それを、各教科や学校図書館がどのように
コラボレートし 学びに組み込んでいけるか?
など
村田夏子氏(和洋女子大学人文学部所教授)
専門は教育心理学および認知心理学
主な著書 『読書の心理学』(サイエンス社 1999)
1995年 日本読書学会研究奨励賞受賞
奥泉香氏(学習院大学講師・今春から他大学)
専門は国語科教育およびメディアリテラシー教育
読書へのアニマシオンについても、2000年、2004年とスペイン・
La Asociacio'n Cultural Estel において、80時間講習を受講・修了。
また、児童書の蔵書数やそれらを用いた教員研修で定評のある
National Centre for Languageand Literacy(The University of Reading)
において、2004年研修・修了。
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「メディアリテラシーの学校:春期講習」へのお誘い
kmnpas(けむんぱす)「かながわメディアリテラシー研究所」は、
メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らが
ゆるやかにつながった研究グループです。毎月、現場感覚/ライブ
感覚があふれて止まらない一般参加型の学習会を行っています。
ゲストをお招きしてのkmnpasイベント第2弾は、「メディア
リテラシーの 学校:春期講習」です。
今回は、認知心理学の分野で「読書」を研究されている村田夏子氏
と、国語科教育の分野でメディアリテラシーとりわけ“visual literacy”
の カリキュラムについて研究をされている奥泉香氏をお迎えして、
視覚的な読み解き・発信を含めた「読書」 を、認知と教育の両面から
考えてみたいと思います。
お二人の問題提起をふまえての討議は、参加者全員でまんがや絵本、
映像などを含めた広い意味での「読むこと」を手がかりに、
「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?」をテーマに
行う予定です。さて、どのような化学反応が起こりますかお楽しみに。
多数のご参加をお待ちしています。
日時:2006年3月21日(祝)午後13:30~17:00 <開場1時>
場所:しんゆり21ビル会議室(小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩2分)
http://www.asao-shakyo.com/others/access/access.html
入場無料 予約不要
お問い合わせ kmnpas6@yahoo.co.jp
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ご参会の皆様、どうもありがとうございました。
返信削除いろいろと心配りが足りない点もございましたが、参加していただいた皆様がメディアリテラシーに関して何かを持ち帰っていただけたのなら、主催者の一人としてこんな嬉しいことはございません。ほんとにどうもありがとうございました。