2005年1月30日日曜日

原稿用紙というメディア

今日、小学校の先生の話を聴く機会があり、そこで面白い話題が出ました。いまどきの小学生は、原稿用紙を見ただけで「ヒーッ!」と嫌がるそうです。「どうも、升目を埋めなきゃなんないというのが抵抗あるみたいなんだよね。」ということらしく、詩を書かせたいなんて場合は、白紙の紙の下の部分に可愛らしいイラストなんか入れたのを渡すと書いてくれるとのこと。運動会と遠足のあとこれを配られて「あと、3行書いてごらん。そうすれば2枚目に行くから。」なんてプレッシャーを掛けられた記憶を「原稿用紙」が喚起させるのかもという話でした。
子どもたちが気軽に書き込んで来るネットの掲示板や携帯メールの画面には確かに升目はないもんね。(松ユリ)



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