充実した校内研修の実行で、教育現場の活性化を・・・
~教材開発者のメディア・リテラシー(利用技術)を検証する~
報告者:齊藤正純氏(毎日映画社)
日時:2010年3月12日(金)18:30~
場所:相模原市南新町児童館
(小田急線相模大野下車南口徒歩5分 南口を出て駅を背に直進、
3つ目の信号「相模大野9丁目」、「アイ眼科」の角を右に入り、
左側2軒目)
小中学校、高校それぞれの段階での教育内容の充実と教師の質的向上を
図るために文部科学省はさまざまな施策を講じています。教師が抱える
さまざまな問題・課題に対して、その解決をサポートするための教材を
開発しているのが、文部科学省所轄の独立行政法人教員研修センターです。
センターの主要業務は、全国の公立学校の教員の研修から、中堅幹部教員
研修、教頭・校長の研修を行うという、いわば”学校で教える教員を教える”
一大教育センターです。
センターでは、これまで次のような教材を制作してきました。 ・『学校の新しい流れ ~教師力の連鎖~』(教師の指導力向上をめざした教材) ・『You can do it.~小学校に英語がやってきた!~』(小学校の英語教育導入に 備えた教材) ・『リーダー教員のためのメンタルヘルスマネジメント』 ・『学校におけるコーチング』(中堅教師の育成用教材) (こうした事業そのものが問題というお考えがあることは理解できます) そして、最新作として今春にリリースするのが、『学びのある校内研修』と 題する作品です。 センターが制作する教材の特徴は、全編ドラマによる映像で、他の組織が制作 する(ありきたりでかつお堅い)解説中心の教材とは大きくスタイルが異なる ことです。 ドラマだけで、校内研修の意義・重要性、研修そのものの進め方・ポイントを 伝えきることができるのか、映像制作に関わるものとして、取り組み甲斐のある 案件でした。
その企画段階の資料から、普段はあまり目にすることのできないオーディション 選考資料、制作スケジュール表(香盤表)などをご覧頂きながら実際の制作プロ セスや裏話しを紹介していきます。 映像の利用促進を図るセンター側の制作者としてのメディア・リテラシー(狭義 の意味での利用技術としての)を検証していきます。 今春から全国の教育委員会や研修機関に配布される予定のこの教材が、果たして 実践的な校内研修の実施に繋がるのか、皆様の感想とご意見、アイデアなどを 拝聴したいものです。 参加無料 どなたでも参加できます。
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